自分でやる表題登記方法 Part1(準備編)

引渡しまで1週間になりました。今日はキッチン作成頂いた家具屋さんと初めてお会いしました。有名建築家から指名される売れっ子の家具屋さんで、裏話や拘り、メンテナンス方法など多岐に渡ってお話しさせて頂きました。楽しかった!他の家具も依頼したいと考えています。

 

project634.hatenablog.com

 

f:id:project634:20171217165834j:plain

 

今回は、引き渡し前の不動産表題登記について投稿したいと思います。

 

表題登記とは

表題登記とは、土地や建物の現状と権利を公示するために作成された登記簿に登記をすることらしいです。(詳しくは検索してください。)

戸建を購入する方の多くは住宅ローンを利用されると思います。引渡しに必要な最終ローン決済をする上で必要な手続きになります。(銀行が抵当権を設定するために必要なため)

 

流れとしては、

・建物完成(完成検査、工務店からの引渡し確認書の受領)

・表題登記申請⇒申請完了

・銀行での手続き

・最後の支払い&引渡し

となります。今回この手続きを理解していなかったため、少しバタバタしました。

 

表題登記はどうやるのか?

通常は土地家屋調査士に依頼して申請することになります。多くの場合は銀行経由⇒司法書士事務所経由で紹介されるか、工務店に紹介されることになります。

費用としては10万円ほど掛かるのが一般的です。

 

建物を完成して引渡しをするのに

1.銀行への手数料(住宅ローン額や種類による)

2.司法書士への支払い:抵当権設定費用(住宅ローン額によるが10万~15万くらい)

3.表題登記費用(約10万円)

4.火災保険(地震保険)(10年契約で保険種別によるが30万~70万)

とかなりの費用が必要になります。我が家の場合はざっと50万くらいになりますが、全く認識しておりませんでしたw

1、2は基本的には絶対必要な金額になります。4の保険は分割支払いで逃げることにしました。

 

ネットで調べた結果、表題登記は自分でやれるらしいとのことで費用を抑えたいと考えました。色々調べましたが、意外と苦戦しました。なので培ったノウハウを公開したいと思います。

 

自分でやる表題登記(必要書類編)

1.登記申請書:自分で作成

2.持ち分比率確認書(共有名義の場合):自分で作成

3.案内図:自分で作成

4.住民票:役所でゲット

5.建築確認済書(原本+コピー):工務店or建築家からゲット※原本還付対象

6.建築確認申請書(原本+コピー):工務店or建築家からゲット※原本還付対象

7.建築確認完了検査済証(原本+コピー):工務店or建築家からゲット※原本還付対象

8.引渡し証明書(原本+コピー):工務店からゲット※原本還付対象

9.工務店の印鑑証明書(原本+コピー):工務店からゲット※原本還付対象

10.各階平面図&建物図面:自分で作成

11.自分(&共有者の印鑑証明):役所でゲット

12.原本還付請求書(今回は5部):自分で作成

 

なお、今回は建物を共同所有する前提で記載しております。単独所有の場合は持分比率確認書は不要です。また、各種フォーマットにおて共有名義分の記載箇所も不要になります。

 

自分でやる表題登記(準備編)

先ほどの必要書類を作成する上で必要なものを整理したいと思います。他の手段もありますが個人でも準備しやすいものになるかと思います。

 

・三角スケール(家屋調査用:1/250、1/500)※ネットか大きめ文房具屋で買えます。

・パワーポイントとエクセル

・公図(登記情報提供サービスから入手できます。)地番から検索できます。入力方法に癖がありますが、頑張ってPDFで入手。出来なければ法務局で入手。